欧州で注目を集めている日本茶、現在、EUから有機栽培のお茶の栽培を目指す若者を私達は受け入れています。
それこそ寝食を共にし、茶畑での作業を共にすることで有機農法を理解してもらいます。人々に安心と感動を提供することにリスペクトできる人のみに販売も任せています。
最初は茶葉を袋詰めにし、自分たちで欧州に持ち込んでいました。実際に試飲してもらい売れた分だけ後精算の信用取引です。人種や国境、文化を越えても人は信用されると裏切りはしないものです。
ある時、化学肥料を蒔いた畑に大雨が降りました。化学肥料を包むカプセルが溶けずに川へ流されていく様を見て驚愕しました。
川から海へと流されていくカプセルが海の生物を汚染し、結局は人間の汚染に繋がることを改めて認識しました。
現在、私達の茶畑には一切化学肥料は使っておりません。また化学肥料を使用すると20センチ程より下の土が固くなってしまいます。有機に変えてからの土は2メートル近くまでふわふわになります。それだけ水や酸素をしっかり吸い込むことができます。
土が変われば、病気に掛かりにくい丈夫な樹勢になります。
米国に、私達の茶葉を紹介に行った時のエピソードです。
お茶の葉には優れた抗酸化力があることが知られています。米国の寿司職人たちに、鮪の切り身の柵にお茶の葉を絡めてもらいました。すると鮪の細胞からドリップが出なくなります。
ドリップが抜けると鮪の旨味も消えてしまいます。お茶の葉を柵に絡めて置いてもらうとドリップが出ないどころか鮮度が長持ちします。お茶のもつ力に米国の寿司職人たちは驚嘆の声を上げました。
有機農法で丹精込めて生産したお茶を、是非一度味わってみてください。
太地園のお茶入り飴。ぜひお試しください!
<太地園のお茶飴とは?>
太地園の有機粉末茶と、粟国の塩がなかよく入って、すっきりとした味わいの茶飴ができました。
★簡易包装でお届けします。ご協力よろしくお願いします。